久しぶりにパンケーキスワップをのぞいたら、リキッドステーキングという機能がありました。
リキッドステーキングって儲かるのですか?
確実に儲かるわけではありませんが、投資の幅が広がったのは確実ですが、まずは、リキッドステーキングについて知ることが大切です。
はじめに
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、2021年誕生以来DeFiバブルに乗って預け入れ資産を増やし
てきました。
しかし、2023年PancakeSwap(パンケーキスワップ)の預け入れ資産はどんどん減少しました。
そこで、PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、預け入れ資産の減少を防ぐため様々な施策を
試みました。
- V3を発表
- $cake排出率を変更
- 独自のブロックチェーンゲームの発表
- リキッドステーキングへの対応
本記事では、「リキッドステーキング」に焦点をあて、リキッドステーキングとは何か?
メリットとデメリット、一般的なステーキングとの違いなどをできる限り分かりやすく解説します。
リキッドステーキングってなに?
リキッドステーキングとは
リキッドステーキングとは、ステーキング可能な仮想通貨を預けた代わりに、別のトークンを受け取る
ことのできるサービスです。
リキッドステーキングで仮想通貨を運用することで、
2つの報酬を受け取ることができます。
- ステーキング報酬を受け取ることができる
- 受け取った別トークンをいろいろな方法で運用することができる
パンケーキスワップでリキッドステーキングをすると・・・
例えば、Pancakeswap(パンケーキスワップ)で、ETHを預けると代わりにwBETHとよばれる
トークンを受け取ることができます。
ETHとwBETHの交換レートは、1:1です。
また、wBETHは、年利数%の報酬を受け取ることができます。
Pancakeswap(パンケーキスワップ)で、リキッドステーキングをする際のペアは2つあります。
ETH/wBETH
1ETH=0.955401wBETH
推定年率は2.917%
(2024年8月12日現在)
BNB/slisBNB
1BNB=0.979574silsBNB
推定年率は1.994%
(2024年8月12日現在)
wBETHとslisBNBに共通すること
どちらのトークンもETHやBNBに変換することができます。
Pancakeswap(パンケーキスワップ)のリキッドステーキングのページからシームレスにETHやBNBに
変換することができます。
また、ETHやBNBのステーキング報酬を発生させながら、wBETHやslisBNBを使用して、スワッピング
や貸し借り、利回りファーミングや担保化などをすることができます。
リキッドステーキングの3つのメリット
- ステーキング報酬だけでなくリキッドステーキングトークンを得ることができる
- リキッドステーキングトークンは他で運用することができる
- リキッドステーキングトークンを返却することで、いつでも撤退可能
リキッドステーキングの3つのデメリット
リキッドステーキングのデメリット(リスク)をよく理解して、資産を失わないようにしましょう。
価格下落のリスク
ステーキングした仮想通貨の価値が下がるとリキッドステーキングトークンの価値も下がり、元本回収
ができなくなることがあります。
例えば、ETHの価値が下がれば、当然wBETHの価値も下がります。
ペグの喪失
リキッドステーキングトークンが元の資産価値と連動を失う可能性があります。
つまり、ETHとwBETHは1:1で連動してしますが、この比率が崩れることもあり得ます。
例えば、2022年テラブロックチェーン崩壊後のstETHの取引価格は、ETHよりも低くなったということ
があります。
取引損失のリスク
リキッドステーキングトークンを使って取引や投資を行う際に、取引で損失が出たり誤った判断で失う
ことがあります。
リキッドステーキングトークンを失うと最初にステーキングした資産にアクセスすることができなくな
ります。
まとめ
リキッドステーキングは、投資家に新しい仮想通貨収益の可能性を提供します。
新たなステーキング方法により、ユーザーは資産を安全にロックしながらブロックチェーンを安全に
ロックしながら、ブロックチェーンネットワークセキュリティに貢献しながら報酬を獲得することがで
きます。
また、リキッドステーキングトークンは、他の場面で戦略的に活用することができます。
一方で、リキッドステーキングには、リスクも存在します。
リスクをしっかり理解して、投資をするときはしっかりと学習し、仕組みを理解して大切な資産を守る
りながら投資しましょう。
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